▲写真は皮むき作業の模様
都城電気工事業協同組合の青年部(森下正臣青年部長)は、西日本各地に甚大な被害をもたらした平成30年7月豪雨(西日本豪雨)の被災地支援を目的としたボランティア活動を7月18日から8月10日にかけて行った。工事現場で発生した屑線を回収し、価値を高めるための皮むき作業に取り組んだ。
青年部では地域貢献活動の一環として、地域の清掃や電飾設置等の活動を積極的に展開。昨年度はこれに加えて、九州北部豪雨の被災地を支援しようと、屑線を回収、皮むきして得た約10万円を被災地に寄付した。今年は西日本豪雨の被災地を支援するため、青年部員が協力しながら昨年同様の活動を行った。
組合各社の協力を得て、現場等で発生した屑線を回収し、8月10日に組合事務所で青年部員が屑線の皮むき作業に取り組んだ。リサイクル業者へ買い取りを依頼すると、集まった屑線は約270㎏(約10万円)に達した。義援金の受付窓口を通じて、被災地に寄付することとしている。
森下部長は「遠く離れた地からではあるが、電気工事業の職能を生かし、青年部員が一手間を加えた支援活動が、被災地の早期の復旧と復興、被災された方々の生活の再建に少しでも役に立てば」と部員一同の思いを代弁し、「絶えることなく支援の輪が更に拡がって欲しい」と期待を込めた。
皮むき作業及び屑線寄贈業者は次の通り=▽飯山電業▽内村電設▽栄進電工▽九州電通建設▽九南▽霧島電設▽杉本電気▽トーエイ電設▽マエムラ電設▽別府電設▽三電工▽田之上電気▽宮電。