▲写真は防災教室の模様 ▲写真は防災教室の模様
都城地区建設業協会女性部(宮島百合子部長)は8月7日、都城市内で女性部員を対象とした「防災教室」を開催した。都城市総務部危機管理課の担当者を講師に招き、地震や風水害等の災害への備えのほか、胸骨圧迫やAEDによる救急蘇生法を学んだ。
防災講話の講師を務めた園田徳二防災専門員は、地震や風水害、火山の各テーマごとに、発生に至るメカニズムや地域特性を踏まえた被害想定、近年の災害による被害状況等について説明。簡単にできる家具等の転倒・移動防止対策等も紹介した。
園田専門員は、自分の命は自分で守る「自助」、地域や職場で助け合う「共助」の考え方に基づき、まずは自分の命を守るための行動を取ること、防災マップ等を活用して事前に家族間で避難経路や集合場所を確認しておくことなどの重要性を説いた。
講話後には、実演を交えながら救急蘇生法の手順について学習。参加した女性部員が胸骨圧迫や人工呼吸、AEDの正しい使用方法について指導を受けた。このほか、物干し竿とタオルケットを使った簡易担架の作り方や応急止血方法なども学んだ。