▲写真は展示会、セミナーの模様
測量機器やITシステム機器の提案・販売等を手掛ける株式会社久永は、7月4日に宮崎市内で「久永ソリューションフェア2018」を開催した。最新の機器やシステムを一堂に展示し、来場した建設業及び測量・建設コンサル業の担当者に製品の説明を行ったほか、ICT活用工事やUAV測量等に関するセミナーも開いた。
展示会場では、▽トプコンソキアポジショニングジャパン▽建設システム▽福井コンピュータ▽ソーキ▽コンピュータシステム研究所▽オートデスク▽アカサカテック▽ホビーサンパティオ▽久永情報マネジメント▽テラドローン―の各メーカーが、ICT施工に対応したトータルステーション、UAV、関連システム等を一堂に展示。
展示された最新のTSやGNSS受信機、i-Constructionを支援する3D点群処理処理ソフトウェア、3次元設計データによる次世代の施工管理システム、積算効率の向上と精度を追求した土木積算システム、GPS・GNSS活用の運航管理システム等について、来場者が製品の特徴を尋ねる姿が随所で見られた。
一方、ICT施工をテーマとした建設会社向けセミナーには約50人が参加。久永の川畑政和氏は、起工測量から3次元データの納品に至るICT活用工事の一連の流れの中で、自社・外注・レンタル等の選択肢が拡がっていることを説明し、生産性を上げるために、まずは自社で出来るところから取り組む必要性などを訴えた。
また、約30人が参加して行われた測量会社向けセミナーでは、ドローンの正しい操作方法や法令等について学んだほか、3次元設計、3Dスキャナー、モータードライブ搭載のTS、CIMの活用、測量CADシステムについてメーカーの担当者が説明。展示会場で実機を使った実演も行われた。
株式会社久永では、各社の状況に応じたICT活用工事の現場支援を各地で展開している。問い合わせ先は宮崎支店(電話0985-27-1101、ホームページhttp://kk-hisanaga.com/)。