宮崎県は７月４日、良好な景観形成を促進する「宮崎県景観形成促進機構」に一般社団法人日本造園建設業協会宮崎県支部(下湯一弘支部長)を指定した。同機構への指定は、一般社団法人宮崎県建築士会、一般財団法人みやざき公園協会に続き３団体目となる。
県民の心豊かな暮らしと活力ある地域社会の実現を目指し、美しい景観の保全や創出、活用等を図る「美しい宮崎づくり」の更なる推進に向けて、県と連携しながら良好な景観の形成を促進する団体等を景観形成促進機構として指定するもの。
指定された者は、▽良好な景観の形成に関する事業を行う者に対し、当該事業に関する知識を有する者の派遣、情報の提供、相談その他の援助▽良好な景観の形成に関する調査研究等▽良好な景観の形成に寄与する講習会等―などを行うことができる。
４日に行われた交付式では、宮崎県県土整備部都市計画課美しい宮崎づくり推進室の森英彦室長が下湯支部長に指定書を手渡した。下湯支部長は、日頃の業務で培った技術や経験、専門知識を生かし、景観促進に寄与していく考えを示した。