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ベトナム・JCTコースで修了・入講式 アース建設コンサル

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▲写真は式の模様

 アース建設コンサルタント株式会社(濵村浩司代表取締役、宮崎市)は6月29日、ベトナムのホーチミン市で、同国の建設短期大学と提携して運営する日本建設技術コースの修了式及び入講式を行った。在ホーチミン日本国総領事や日本貿易振興機構(JETRO)のホーチミン事務所長らが列席し、卒業生及び入講生の門出を盛大に祝った。

 日本国内に於ける建設技術者の不足に対応するため、同社はJETROの支援のもと、同国建設省傘下の建設分野教育機関3校と連携し、ホーチミン建設短期大学に日本建設技術コース(JCTコース)を開講。一年にわたり日本語と日本の建設技術を現地の学生らに指導し、日本の建設業界で技術者として活躍できる人材の育成を行っている。

 今回卒業したのは四期生22人で、うち17人が既に日本の建設企業から内定を得ている。卒業生はこれから技術ビザの申請を行い、交付され次第来日して、正社員として就労することになる。残る5人は引き続き、就職先を探していく方針。新たに入講した六期生38人は、これから一年間に渡りJCTコースで教育を受けることになる。

 このほか同社では、今年5月に同国農業・地域開発省傘下のトゥイロイ大学と交わした技術交流及び高度人材育成等に係る協力協定に基づき、9月より同大学と新たな教育コースを開設する予定。より多くのベトナム人技術者を送り出すことを計画している。