一般社団法人日本建設機械施工協会(JCMA)九州支部が主催し、国土交通省九州地方整備局が共催する「i-Construction(ICT活用工事)技術講習会」が、7月から8月にかけて九州各県で開催される。宮崎会場は7月30日にJA・AZMで開催。定員は120人。開催日の3日前まで講習会の受講申し込みを受け付ける。
九州地方整備局では、建設現場の生産性向上を図る「i-Construction」の取り組みとして、起工測量から施工、監督・検査の一連のステップでICTを活用するICT活用工事を推進している。i-Constructionの更なる普及促進に向けて、当該講習を通じてICT活用工事に対応できる技術者の育成を図る。
講習会では、九州地方整備局がi-Constructionの概要や取り組み、自治体への展開について説明。JCMAの認定講師が今年度に新設・改定された基準類を踏まえたICT活用工事の要点や3次元設計・点群処理・出来形納品について解説するほか、i-Construction奨励賞受賞者が体験講話を行う。
受講対象は施工者や国及び地方自治体の職員。参加費用は、官公庁とJCMA九州支部会員が無料、非会員が2千円(テキスト代)とする。講習会の申込期限は開催日の3日前までとするが、期限内でも定員になり次第、参加申し込みを締め切る。講習会は土木施工管理技士会連合会のCPDS認定プログラムに申請する。
受講希望者は、JCMA九州支部のホームページhttp://www.jcmanet.or.jp/kyushu/からダウンロードできる所定の申込書に必要事項を記入し、事務局へ申し込むこと。講習会に関する問い合わせ及び申し込み先は、JCMA九州支部(電話092-436-3322、FAX092-436-3323)。
《講習会の開催案内》