大東建託のグループ会社である大東建託パートナーズ(東京都港区)は、入居者や物件を探している見込み客からの問い合わせを受け付ける自社コールセンター「24時間いい部屋サポートセンター」に、多言語対応の音声認識AIを試験導入した。8月下旬まで運用し、引き続き本格導入を目指す。
2019年5月に予定している総合コールセンター化に向けた取り組み。AIの導入で業務の効率化を図る。
将来的には管理営業所の営業時間外の問い合わせに加え、営業時間内の問い合わせの1次受付も対応する予定だ。2次対応が必要な場合、通話内容がリアルタイムで解析・テキスト化されデータ化されて店舗や営業所に指示・伝達できるようにするという。
システムには、丸紅情報システムズ(新宿区)が提供する、Google Cloud Platformを利用した「MSYS Omnis」を活用している。