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新支部長に西山孝明氏を選出 青友会小林支部

■ 平成30年度の技術研修会と定期総会

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▲写真は挨拶する真方前支部長、西山新支部長、総会の模様

 宮崎県産業開発青年隊の修了者で組織する青友会の小林支部(真方浩二支部長)は、6月28日に小林市内で平成30年度の技術研修会と定期総会を開いた。参加した支部会員ら約30人は、研修会で農業土木工事に於ける技術基準の改定点等について学んだほか、総会で平成29年度収支決算及び事業報告や平成30年度事業計画案及び予算案、役員改選などを承認した。このうち、役員改選では、西山孝明氏を支部長に選出した。

 挨拶に立った真方支部長は、青年隊の入隊状況や現況等について説明し、「会員の皆様の協力により、安定した入隊員数を維持出来ている」と感謝を示したのち、建設業の課題である担い手不足に関連して、「若い人達に魅力のある仕事である事を伝え、青年隊に多くの良い人材が集まるよう努め、社会資本整備の担い手としての自覚を持って頑張っていこう」と呼び掛けた。

 来賓として招かれた西諸県農林振興局の竹下裕一郎局長は、管内に於ける農林業の基盤整備が道半ばであることを踏まえ「受発注者が連携しながら取り組んでいきたい」と話した。小林土木事務所の西田員敏所長は、「担い手不足の中、多くの技術者を輩出する青年隊の更なる活躍を期待している」と述べた。

 技術研修会では、西諸県農林振興局の阿久井宏農村整備課長は、今年4月より全面改定となった農業土木工事の技術基準に関して、変更点や留意点などを解説。小林土木事務所の国府紀夫技術次長は「土木における最近の話題」と題して、県予算の状況やインフラ整備の現況、県内各地で取り組まれている美しい宮崎づくりについて紹介したほか、ICT活用工事の事例等について資料を用いて分かり易く解説した。

 定期総会では、平成29年度の収支決算及び事業報告、平成30年度事業計画案及び予算案、役員改選等の各議案について審議を行い、全議案ともに満場一致で承認可決された。このうち、役員改選では、新支部長に西山孝明氏(西山建設工業)らを据える人事案が了承された。西山支部長は、「会員の皆様の御支援御協力をいただきながら、新役員体制のもと頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 一方、平成30年度の事業計画では、宮崎県とのパートナーシップ制度に基づく草刈り活動、道路ふれあい月間における清掃活動、知事とのふれあい座談会や宮崎県産業開発青年隊の修了式・入隊式に参加することを確認した。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽支部長=西山孝明(西山建設工業)
▽副支部長=内藤健(日進建設)、永井憲男(永井建設)
▽理事=家村司(家村組)、竹下祐二(竹下建設)、内満大人(山本組)。

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