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建設技術研究所が1千万余で落札 新屋敷地点水路トンネル

 宮崎県企業局は7月20日、指名競争で新屋敷地点水路トンネル設計業務の入札を執行し、建設技術研究所が1066万2500円で落札した。椎葉村大河内栂尾に整備する水路トンネル(延長1031m、使用水量1.5m3/s)の設計等を委託する。委託期間は31年1月31日まで。税抜の予定価格は1329万7000円だった。

 業務では、地形条件や環境条件、規制法規など設計に必要な現地の状況を把握した上で、水路トンネル坑口の位置を決定し、坑門の型式、内空断面、掘削方式、支保工等を各掘削地山ごとに定め、数量算出を行うほか、環境対策等に必要な処置を検討する。

 前述の設計に基づき、坑門工や仮設備計画について調査・検討を行い、図面作成と数量算出を行う。施工に際して変更要素の多い坑口付部、切り羽、支保パターン等については、安全性・合理性・経済性を考慮した施工ができるよう十分に検討する。

 入札の指名業者は、建設技術研究所、西日本技術開発、応用地質、パシフィックコンサルタンツ、大日本コンサルタント、サンコーコンサルタント、東京建設コンサルタント、ニュージェック、八千代エンジニヤリング、日本工営の10者。