国土交通省は、2017年度末時点の建設関連業登録業者数(測量業、建設コンサルタント、地質調査業)を発表した。測量業は、前年度比0.3%減の1万1917者となり、03年度以降で14年連続の減少。建設コンサルタントは0.2%減の3944者、地質調査業は0.9%増1277者だった。
測量業の新規登録は324者で、登録を更新しなかった業者は359者(廃業170者、更新切れ189者)。登録業者数のピークだった03年度末時点の1万4750者から14年連続減り続け、2833者(19.2%減)の減少となった。
資本金階層別では、「1000万円以上2000万円未満」の階層がピーク時から29.6%減と最も減少幅が大きい。
建設コンサルタントは、新規登録が188者、登録を更新しなかった業者が195者(廃業167者、更新切れ28者)。05年度末のピーク時からは270者減(6.4%減)となる。
地質調査業の新規登録は39者、更新しなかった業者は28者(廃業21者、更新切れ7者)で、ピーク時の05年度末時点の業者数1390者から113者減(8.1%減)となった。
宮崎県内に主たる営業所を有する建設関連業の登録業者数(前年比)は、測量業が222者(1.3%減)、建設コンサルが78者(1.3%増)、地質調査業が33者(2.9%減)となった。