日本機械土工協会(日機協、向井敏雄会長)と全国建設産業教育訓練協会(才賀清二郎会長)は、2018年度の「ICT土工研修」の開催日程を決め、参加者の募集を始めた。18年度は1回目の10月1~6日を皮切りに全3回の開催を予定している。会場はいずれも富士教育訓練センター(静岡県富士宮市)。6日間・41時間のカリキュラムで、実習を交えてICT土工の流れを学ぶことができる。
研修は、ICT土工の施工管理を担う技術者の育成を目指し、17年度から開催しているもの。ICT土工に求められる▽UAVによる3次元起工測量▽3次元設計データの作成▽ICT建機による施工▽3次元データ出来型管理の施工管理▽3次元データの納品と検査―を座学と実習を交えて学ことができる。
18年度の開催日程は、10月1~6日、12月10~15日、19年2月25日~3月2日の全3回で、定員はいずれも30人。受講者にはCPDS41ユニットを付与する。受講費用は34万0560円(宿泊食事代含む)だが、静岡県知事認定職業訓練として人材開発支援助成金の対象となるため、受講者の負担額は14万4760円となる。
問い合わせ先は、全国建設産業教育訓練協会・電話0544(52)0968。