厚生労働省と中央職業能力開発協会(JAVADA)は、ものづくり技能を競う「第13回若年者ものづくり競技大会」を8月1日と2日の両日、石川県産業展示館を主会場に同県内の4会場で開く。一部の職種は7月28日から先行して開催する。
「若年者ものづくり競技大会」は、工業高等学校や職業能力開発施設などで技能を習得中の若年者(原則として20歳以下の未就業者)を一人前の技能労働者に育成することを目的として開催している。
今大会には過去最多の445人が出場。木造建築物の墨付け・加工・建方(たてかた)などを行う「建築大工」など15職種の技能を競い合う。今大会の成績は8月3日に厚労省と同協会のホームページで公表する。
建設関係の競技職種に出場予定の選手(カッコ内は女性選手)は、▽電気工事25人(2人)▽木材加工25人(8人)▽建築大工44人(7人)▽造園18人(7人)。宮崎県立産業技術専門校から、電気工事に1人、建築大工に2人が出場する。