延岡市は７月２０日、条件付一般競争で「市営住宅(一ヶ岡Ａ団地)３工区Ｎ棟建築主体工事」及び「(仮称)消防署延岡南分署建築主体工事」の入札を執行。その結果、一ヶ岡Ａ団地は上田・不二・西本・寺田ＪＶが５億４９８５万円、延岡南分署は加行・日野ＪＶが２億２７２９万円でそれぞれ落札した。
一ヶ岡Ａ団地(延岡市北一ヶ岡)に関しては、平成３７年度を完了予定年度とする最終工区(３工区)として、敷地北東部の既設団地を解体し、跡地に複数棟の団地を建設する計画。今回の工事では、３工区の初弾となるＮ棟建設に係る建築主体工事を施工する。施設整備に係る実施設計は菊池・重黒木ＪＶが担当した。
Ｎ棟の構造・階数はＲＣ造５階建で、建築基準法に基づく延床面積は２１６４m2。総戸数は４０戸。屋根は塩化ビニール系シート防水一部ウレタン系塗膜防水、外壁はコンクリート打放し複層塗材Ｅとする。工期は３１年１０月３０日まで。税抜の公表価格は５億５４０２万２０００円だった。
一方、消防署延岡南分署に関しては、南延岡出張所と土々呂出張所を統合した分署を石田公園(延岡市石田町)の一角に整備する計画。施設の規模はＲＣ造３階建延べ７６０m2で、今回の工事では施設整備に係る建築主体工事を施工する。工期は３１年７月１９日まで。税抜の公表価格は２億３２４０万２０００円だった。