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自主検査と現場試験の要点学ぶ 宮崎県電業協会が講習会

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▲写真は挨拶する田之上技術委員長、講習会の模様

 一般社団法人宮崎県電業協会(牛島宏会長)は7月9日、宮崎市内で平成30年度の技術講習会「自主検査と現場試験のポイント」を開催した。県内各地から72人の技術者が参加し、電気工事の品質確保に不可欠な自主検査と現場試験の要点などを学んだ。

 電気工事に於ける品質確保等の観点から、広く電気関係技術者を対象に毎年開催しているもの。挨拶で田之上正春技術委員長は、講習会への多数の参加に感謝の意を示し、「講習会で学んだ内容を自社に持ち帰り、今後の実務に役立てて欲しい」と挨拶した。

 今回の講習では、「電気設備の自主検査」として、自主検査の動向や現場内自主検査の計画、竣工検査等について解説。「電気設備工事の測定・試験」では、完成検査や測定のテクニック、現場試験などについて説明が行われた。

 講師を務めた株式会社九電工技術本部電気技術公務グループの石橋義之課長は、日本電設工業協会がまとめたテキストと内容に沿ったスライドを使用して分かり易く解説。参加者はメモをとるなどして、講演内容に熱心に聞き入っていた。