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7月1日から全国安全週間 安全文化醸成へ取組強化

 第13次労働災害防止5カ年計画の初年度となる2018年度の「全国安全週間(7月1日~7日)」がスタートする。厚生労働省は17年に発生した労働災害が「死亡災害」は3年ぶり、休業4日以上の「死傷災害」は2年連続で前年を上回る状況となっていることから、18年度は「新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で安全管理 惜しまぬ努力で築くゼロ災」―をスローガンに、労働災害の撲滅を目指す意識の高揚を図るとともに、建設業労働災害防止協会(建災防)などとも協働し、安全文化を醸成に向けた取り組みを強化する。

 事業者には、経営トップによる統括管理や、本社・本店主導による労働安全水準の向上を働き掛ける一方、▽職場巡視▽4S活動(整理、整頓、清掃、清潔)▽KY(危険予知)活動▽ヒヤリ・ハット―などの地道で、日常的な安全活動の充実・活性化を促していく方針だ。