えびの市は平成３０年度の各課・事務局に於ける重点取組事項と目標を公表した。宮崎水俣線等の改良や農地基盤整備の促進、市有施設の適切な維持管理及び更新、産業団地造成に向けた各種業務のほか、電子入札制度の導入に向けた検討も進める。
建設課は、都市計画道路・宮崎水俣線の計画的な整備や栗下上江線等の歩道設置に取り組み、市道の安全性・利便性の向上を図る。水道課は、大迫妙見地区簡易水道の上水道への統合整備に関して、３１～３２年度の事業実施を目指し、県等と協議を進める。
畜産農政課は、農業後継者・新規就農者の確保や魅力ある農業の推進に加え、道の駅拡張事業として物販スペースの増築等を実施。農林整備課は、農地基盤整備による農業経営の効率化・省力化、土地改良施設等の機能維持、森林整備の推進に努める。
財政課は、入札手続きの透明性確保や受発注者に於けるコストの縮減、事務処理の迅速化を目的として、電子入札制度の導入に向けた検討を実施。基地・防災対策課は、８月の運用開始に向けた防災食育センターの事業推進等を図る。
財産管理課は、市有財産及び市営住宅の適切な維持管理のほか、公共建物の建設・改修等に係る技術支援、民間木造住宅の耐震化に向けた補助を実施。市民環境課は、美化センターや一般廃棄物最終処分場等の適正管理を通じた長寿命化を図る。
観光商工課は、新たな観光ツールの提案やキャンプ村の各種施設整備等を通じて交流人口の拡大に繋げるほか、京町温泉旅館の再生に向けた施策を検討する。企業誘致関係では、企業立地の受け皿となる産業団地造成に向けた各種業務を推進する。
学校教育課は、学校施設及び設備の計画的な改修・修繕や樹木の適正な管理を継続し、小中学校校舎の空調設置を進める。社会教育課は、老朽化した施設及び設備の改修・修繕を計画的に行い、安心で安全な文化・スポーツ環境を構築する。