▲写真は贈呈式の模様
宮崎市の江坂設備工業株式会社(長倉康治代表取締役社長)は、同社が展開するスマイルトイレプロジェクトの一環として、宮崎市立大淀小学校に洋式トイレを寄贈した。6月1日に鳥山貴生専務取締役が同校を訪ね、プロジェクトの記念プレートを手渡した。
来年に創業50周年を迎える同社は、記念事業の一つとして28年度にスマイルトイレプロジェクトをスタート。県内小中学校のトイレ洋式化率が低いことを踏まえ、社業を生かした地域貢献活動の一環として、学校トイレの洋式化に取り組んでいる。
西池小、檍小、宮崎南小、国富小に続き5校目となる大淀小学校では、北校舎の2年生が使用するフロアに設置された男女各1組のトイレを和式から洋式に改修した。生徒達の学校生活に支障を来さないよう、春休み期間中に作業に取り組んだ。
全校集会に合わせて行われた贈呈式で、大淀小の恵利修二校長は、誰もが使うトイレが大切な場所であり、「トイレを綺麗にする人は心も綺麗になる」と話したほか、同社が市内の他の学校にも洋式トイレをプレゼントしていることを紹介した。
鳥山専務は、使い慣れていない和式トイレで困らないよう、トイレを洋式に改修したことを生徒達に説明し、「我慢せずに休み時間にしっかりとトイレにいって欲しい」「トイレを綺麗に、大事に使ってもらえれば嬉しい」などと話した。
生徒を代表してお礼の辞を述べた2年生の女子生徒は、「私たちのために立派なトイレを作ってくれてありがとう」「新しいトイレになったので気持ちよく使うことができる」と話し、鳥山専務からプロジェクトの記念プレートを受け取った。
鳥山専務は、子供達をはじめ関係者に喜んでもらうことを前提に、社業を生かした同社の取り組みを契機として地域貢献の取り組みが各方面へ拡がっていくことに期待を寄せつつ、同社としてもスマイルトイレプロジェクトを継続していく考えを示した。