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新会長に堀之内芳久氏を選出 宮崎県中小企業団体中央会

■ 平成30年度「第63回通常総会」を開催

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▲写真は挨拶する矢野前会長、堀之内新会長、総会の模様

 宮崎県中小企業団体中央会(矢野久也会長)は28日、宮崎市内で平成30年度「第63回通常総会」を開催した。総会では、平成29年度事業報告及び決算関係書類、平成30年度事業計画案及び収支予算案、役員改選などの各議案を満場一致で可決。任期満了に伴う役員改選では、新会長に堀之内芳久氏が選出された。

 平成30年度の事業計画に関しては、中小企業の事業共同化による経営改善や新たな組織化に対する支援として、市町村や関係団体と連携しながら「中小企業組合組織化開拓事業」などに取り組むほか、既存組合及び組合員企業に於ける組合運営の活性化や組合管理支援として、巡回支援・指導や窓口相談を実施することを報告した。

 このほか、県内組合及び業界が直面する課題に関して、業種や課題に応じた部会等を設置して検討を行い、課題解決に向けた取り組みや国・県への提言につなげていく方針を示すと共に、人材育成のための青年部組織強化支援事業や女性経営者等資質向上支援事業、雇用対策・労働問題に向けた取り組みなどを推進することとした。

 任期満了に伴う役員改選では、指名推薦方式により推薦人が次期役員候補者を決定し、堀之内芳久会長をはじめとする理事及び監事の人事案を全会一致で承認した。堀之内会長は就任挨拶で「多くの会員の皆様方の御協力をいただきながら、歴代の先輩方が築いた中央会の歴史を汚すことなく頑張っていく」と意気込みを語った。

 総会終了後には多数の来賓を招いて式典を開催。挨拶に立った矢野前会長は「中小企業の経営環境は依然として厳しい状況にあるが、中央会の果たす役割は今後ますます重要なものとなる。堀之内新会長をはじめとする新役員体制の活躍に期待をしています」と挨拶したのち、宮崎県知事表彰及び宮崎県中小企業団体中央会会長表彰の受賞者に賞状と記念品が贈られた。

 来賓祝辞では、河野俊嗣宮崎県知事、外山衛県議会副議長、商工組合中央金庫の住田文樹宮崎支店長が挨拶。河野知事は、ものづくり等補助金の活用や各種事業への協力に感謝を述べるとともに、本県の経済と雇用を支える中小企業の更なる振興を県として全力で支援していく考えを示した。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=堀之内芳久
▽副会長=吉岡和則、上山泰寛、吉田陽子
▽専務理事=小八重英
▽理事=大迫三郎、岡﨑富明、木田正美、吉玉典生、豊増正和、植松孝一、湯淺米男、日髙耕平、森勝人、亀田博昭、二宮渉、長友賢二、長倉康治、永友隆、関谷延行、高嶺清二、三輪純司、宮元進一郎、吉田孝平、矢野俊也、安藤正憲
▽監事=金丸憲史、松本嗣夫、白濵隆寛。

*被表彰者は次の通り(敬称略、関係分のみ)

〔宮崎県知事表彰〕
▽優良組合=西都・西米良地区建設協同組合
▽組合功労者=関谷延行
▽優良組合青年部=宮崎県貯水槽清掃協同組合青年部

〔中央会会長表彰〕
▽組合功労者=村中弘行、白濵隆寛、多田佳充、山口順一、中村久良、小野美敏、木脇利博、原敏晴、田村努
▽優良職員=中山義人、髙森周策、諏訪淑寿、波岡哲郎、興梠裕英、甲斐満子、須藤敬志、宮浦博哉、山口政美。