■ 平成３０年度「通常総会」を開催
▲写真は挨拶する弥永支部長、総会の模様
日本造園組合連合会宮崎県支部(弥永重俊支部長)は５月２６日、宮崎市内で平成３０年度の通常総会を開催した。多数の会員が出席する中、弥永支部長が平成２９年度事業経過及び収支決算、平成３０年度事業計画案及び収支予算案の内容を説明し、いずれの議案も満場一致で承認された。
３０年度の事業計画に関して弥永支部長は、担い手の確保・育成に向けた技能競技大会や各種講習会の開催、造園資格取得を支援する技術技能研鑽事業の実施、現場力を高める生産性向上や賃金・休日等の処遇改善による就労環境の見直しなどを挙げ、「造園業の働き方改革」を検討していく考えを示した。
このほか、造園の魅力発信を通じて日本庭園を普及させる諸事業のほか、時代が求める日本庭園を創生し守り育てていく日本庭園士の創設、技能士や登録基幹技能者への適正な評価の推進、安全意識の徹底を図るための作業手順書の作成等の各種事業に関して、効率的かつ着実な展開に努めることを確認した。
３０年度の重点事業は、▽技術技能の継承と創造、ものづくりを担う人材育成▽造園の魅力発信、庭園の需要喚起に向けた活動▽日本の庭園文化・伝統技術の普及▽造園業の働き方改革の推進▽安全な造園業を目指した活動▽行政への要望・提言活動▽日本庭園士創設のための活動▽円滑で効率的な組織運営▽事業部活動の推進。