■ 平成３０年度「定時総会」を開催
▲写真は挨拶する齊藤会長、表彰受賞者、総会の模様
一般社団法人宮崎県警備業協会(齊藤幹生会長)は６月２１日、宮崎市内で平成３０年度の「定時総会」を開催した。総会には会員企業の代表らが多数出席し、平成２９年度の事業や収支決算、役員改選案について審議を行ったほか、平成３０年度の事業計画や収支予算、各種委員会構成について事務局から報告を受けた。
総会に先立ち執り行われた表彰式では、▽警備員教育功労者▽永年勤続警備員▽勤務成績優秀警備員▽犯人逮捕等功労警備員―の各受賞者(後記参照)に対し、齊藤会長から表彰状と記念品が贈られた。
挨拶に立った齊藤会長は、協会が取り組むべき重要課題として▽警備員の人手不足解消▽適正な警備料金の確保▽警備員教育の充実―などを提示すると共に、「給与の見直しや職場環境の改善、福利厚生の充実を図り、警備員が将来の人生設計が描けるような安心して働ける環境づくりに励んでいかなければならない」と訴えた。
その後、来賓として招かれた宮崎県警察本部生活安全部の河野重定部長(代理)と宮崎労働局労働基準部監督課の福山栄隆課長が挨拶。河野部長の挨拶を代読した生活環境課の上平賢一課長は、表彰受賞者の功績に敬意を表すると共に、「これからも警備業協会と連携しながら、県民が安心して暮らせる安全な社会づくりに努めていきたい」と述べ、会員一同の協力を求めた。
議長に齊藤会長を選出して行われた議案審議では、平成２９年度事業及び収支決算、任期満了に伴う役員改選について審議を行い、全議案を満場一致で承認可決した。このうち役員改選では、齊藤会長をはじめとする理事及び監事の人事案を了承した。
一方、平成３０年度の事業計画では、重点事項に▽警備業務の適正化活動の推進▽教育事業の推進▽労働災害防止活動の推進▽広報啓発活動の推進▽社会・地域貢献活動の推進―などに取り組むことを確認した。
総会終了後には、宮崎県警察本部生活環境課の川越大幸氏を講師に招き「経営者研修会」が行われた。川越氏は、全国及び県内の警備業の現状と問題点について資料を用いながら分かり易く説明。参加者は時折メモを取るなどして熱心に聞き入っていた。
＊新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長＝齊藤幹生(宮崎綜合警備)
▽副会長＝八木順二(セコム宮崎)、福田保(九州ガードシステム)
▽理事＝新留昇(第一警備保障)、黒木賢一郎(南日本警備保障)、厚山善光(県防犯協会連合会)、君田考司(人事・労務研究所)、
▽専務理事＝西哲郎(協会事務局)
▽監事＝外山智士(八紘警備保障)、日髙一郎(第一ビル管理)
＊表彰受賞者は次の通り(敬称略)
▽警備員教育功労者＝西篤志、鬼束昭巳
▽永年勤続警備員＝松永剛、中村勝己、鎌田和久、瀬戸口正、稲上勝洋、中島秋広、中武久子、佐藤文俊、才名園元康
▽勤務成績優秀警備員＝守倉伸一、平田博海、水元広志、原田清一、村川藤義、溝口喜久美、德丸生
▽犯人逮捕等功労警備員＝高橋拓希。