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基本計画・基本設計は建技が落札 都城市最終処分場第3期

 都城市は6月15日、指名競争で一般廃棄物最終処分場第3期建設基本計画・基本設計業務委託の入札を執行し、建設技術研究所が2546万円で落札した。志和池処分場の第3期整備に係る基本計画の策定と基本設計業務を委託する。委託期間は平成31年3月15日まで。税抜の予定価格は2925万9000円だった。

 都城・北諸地域循環型社会形成推進地域計画に基づき、構造や維持管理に関する各基準・各法令に準拠しながら、最近の技術動向を踏まえ、地域環境に適合した経済的かつ合理的な施設整備の基本計画を策定する。また、基本計画で検討された各種施設・設備の種類や規模、構造等について具体的な設計を行う。

 基本計画の主な検討事項は、▽3期処分場の構造と埋立工法▽施設配置計画と動線計画▽造成計画▽埋立計画▽貯留構造物計画▽遮水工計画▽浸出水集排水計画▽地下水集排水計画▽雨水集排水計画▽雨水調整池計画▽浸出水処理計画▽埋立ガス処理設備▽モニタリング設備▽管理施設▽2期処分場閉鎖計画―など。

 基本設計では、▽造成設計▽埋立計画▽貯留構造物▽遮水工▽浸出水集排水工▽地下水集排水工▽雨水集排水工▽雨水調整池▽浸出水処理施設▽浸出水取水・調整・導水工▽埋立ガス処理設備▽モニタリング設備▽道路施設▽管理施設―などの設計を行い、これらの個別施設計画を総括して、最終処分場としての全体配置設計図を作成する。

 事業期間は30~34年度の5箇年で、総事業費は約11億円を見込む。30年度は4077万円を投入し、前述の基本計画・基本設計のほか、測量・地質調査業務を行う。