建設ネット企画画像 四角 四角

人材確保へ学生交流会など実施 宮崎県電気工組青年部

■ 平成30年度「通常総会」を開催

B00053191_2   B00053191_3   B00053191_1

▲写真は挨拶する横山会長、宮崎地区の長友部長、総会の模様

 宮崎県電気工事業工業組合青年部協議会(横山義和会長)は6月16日、宮崎市内で平成30年度の通常総会を開催した。総会には各地区青年部の役員が多数出席し、平成29年度事業報告及び収支決算、平成30年度事業計画案及び収支予算案等の各議案について慎重に審議を行った結果、いずれの議案も満場一致で承認された。

 挨拶に立った横山会長は、29年度に取り組んだ未来電気工事士育成事業や学生交流会のほか、スキルアップと会員交流を目的に今年4月に開催した研修旅行など、各種活動に対する会員一同の支援と協力に感謝の意を示し、「皆さんの期待に応えられるよう、会長としての職責を精一杯果たしていきたい」と意気込みを語った。

 横山会長を議長に選出して行われた議案審議では、▽平成29年度事業報告▽平成29年度収支決算・剰余金処分案▽平成30年度事業計画案▽平成30年度収支予算案▽平成30年度会費の額及び徴収方法―の各議案について慎重に審議を行い、質疑応答の後、いずれの議案も原案どおり承認された。

 30年度の事業計画では、若い世代に電気工事業へ興味を持ってもらうために未来電気工事士事業(みやtheキッズモール)へ参加すること、地元就職を促進するために電気系学生を対象とした交流会を開催すること、地域貢献活動の一環として高齢者住宅及び公共施設の電気設備無料点検を実施することを決定。

 また、提案型技術営業の推進、各種講習会及び研修会の開催と参加、他業種青年部との交流及び情報交換などに取り組むことも確認した。

 当日はこのほか、全国青年部協議会の理事を務める宮田電工株式会社(愛知県豊田市)の影浦健一代表取締役が事業承継をテーマに講演。高校の国語教諭から電気工事業へ転身した自身の経験や考えを踏まえ、企業に於いて「認知」と「定着」が大切であること、常に感謝の気持ちを持って従業員等と接することの重要性などを説いた。

■組織活性化へ会員拡大にも注力

 同日には宮崎地区電気工事業工業組合青年部(長友光広部長)の平成30年度「通常総会」も開かれた。挨拶に立った長友部長は、資質の向上や事業所の発展、交流促進、ボランティア等に関する各種活動に部員が一体となって取り組んでもらえるよう呼び掛けたほか、組織の活性化に向けて会員の拡大にも取り組む考えを示した。

 長友部長を議長に選出して行われた議案審議では、▽平成29年度事業報告及び収支決算書、剰余金処分案▽平成30年度事業計画案及び収支予算案▽平成30年度会費の額及び徴収方法―の各議案について慎重に審議を行い、いずれも原案どおり承認された。

 30年度の事業計画では、知識習得や技術力・収益向上に資する研修会の開催、人的交流の拡大及び情報収集等を目的とした関連団体との交流、地域に密着する電気工事業としての奉仕活動の実施、親組合事業への参加協力、他団体青年部とのコラボレーション事業の実施、組織活性化に向けた会員拡大を実践することを確認した。