建設ネット企画画像 四角 四角

新会長に松浦龍次郎氏を選出 宮崎県造園緑地協会

■ 平成30年度「第43回通常総会」を開催

B00053190_3   B00053190_2   B00053190_1

▲写真は挨拶する村岡前会長、松浦新会長、総会の模様

 一般社団法人宮崎県造園緑地協会(村岡博会長)は15日、宮崎市内で平成30年度「第43回通常総会」を開催した。総会には、会員企業の代表らが多数出席し、平成29年度事業報告や収支決算、平成30年度事業計画案や収支予算案の各議案を承認したほか、任期満了に伴う役員改選では、新会長に松浦龍次郎氏を選出した。

 挨拶で村岡会長は、「会員の皆様の協力により、長年続けてきたはな菜植栽活動が認められ、第1回美しい宮崎づくり大賞において特別賞を受賞する事ができた」と会員一同に感謝を述べた。一方で、造園業界を取り巻く環境が依然として厳しい状況にあることを指摘。「会員が一致団結し、各種事業や技術向上に積極的に取り組んでいこう」と呼び掛けると共に、今年度より新役員体制となる協会への更なる支援と協力を求めた。

 表彰式では、従業員永年勤続表彰を受賞した9人(詳細は後述)に、村岡会長が表彰状と記念品を手渡した。受賞者を代表して謝辞を述べた出口誠氏は「造園業界のため、自分自身のために今後も精進していく」と意気込みを語った。感謝状贈呈式では、20年以上に亘り監事を務めた清家税理士事務所の清家康生氏に村岡会長から感謝状が贈られた。

 その後、来賓として招かれた宮崎県県土整備部の瀬戸長秀美部長(代読=森英彦都市計画課美しい宮崎づくり推進室長)が挨拶。「美しい宮崎づくりを推進するためには、貴協会が計画の柱として重要な位置付けになる。会員各位の協力をお願いしたい」と述べ、協会の活動に対して期待を寄せた。

 議長に馬登誠氏を選出して行われた議案審議では、平成29年度事業報告及び収支決算、平成30年度事業計画案及び収支予算案、役員選任の各議案を審議し、いずれも原案通り承認可決された。新役員による互選で会長に選出された松浦氏は「38歳で会長職に就くという事に重責を感じるが、諸先輩方や会員の皆様からのご指導・ご支援をいただき、歴史ある協会の名を汚さぬよう頑張っていきたい」と挨拶した。

 このうち、平成30年度の事業計画では、国道路肩の植栽及び景観整備や県民緑化推進運動への協力、土木の日・道路愛護デー等への参加を通じた緑化啓発事業、各種研修会等への積極的な参加、受注確保に向けた関係機関への陳情・要望活動の実施、市場の情報収集と提供、広報活動などに取り組むことを確認した。

*表彰受賞者は次の通り(敬称略)

▽永年勤続表彰・勤続年数10年以上=徳元泰子(宮崎造園)
▽同15年以上=佐藤賴保(みやざき公園協会)、田中大介(宮崎造園)、野中隆一(宮崎ランドスケープ)、倉永愛和(宮崎ランドスケープ)
▽同20年以上=出口誠(みやざき公園協会)、杉尾誠(宮崎造園)
▽同25年以上=佐山浩三(宮崎造園)、山倉達士(山倉ガーデン)。

*新役員は次のとおり(敬称略)

▽会長=松浦龍次郎(生目緑地建設)
▽副会長=増田光則(宮崎ランドスケープ)、南賢吾(みやざき公園協会)
▽理事=濱砂健三(浜砂緑樹園)、山倉定雄(山倉ガーデン)、久保幸蔵(都北産業)、黒仁田晃(クロニタ)、黒木絹子(高千穂グリーン)、小山春行(吉田造園)
▽監事=髙野義国(髙野造園建設)、加藤信一(日向グリーン)。