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新部会長に投山浩氏が就任 宮崎県建築協会青年部

■ 平成30年度「全員協議会」を開催

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▲写真は挨拶する甲斐前部会長、投山部会長、総会の模様

 一般社団法人宮崎県建築協会青年部(甲斐宏昌部会長)は5月25日、宮崎市内で平成30年度の全員協議会を開催した。会合には多数の青年部員が出席し、平成29年度事業経過や平成30年度事業計画、投山浩部会長をはじめとする監事及び委員改選について報告を受けたほか、懇親会で部員同士の交流と親睦を深めた。

 総会で挨拶に立った甲斐部会長は、2期4年の部会長としての任期を振り返り、青年部として取り組んだ各種活動に対する部員一同の支援と協力に感謝の意を示した。また、今協議会で青年部の新体制が発表されることを踏まえ、懇親の場で部員同士の親睦を深め、更に活動を発展させていくよう期待を込めた。

 議事では、井上竜志副部会長が29年度に取り組んだ事業として、公共奉仕活動や親子木工教室、三県合同研修会、宮崎県総合防災訓練への参加等の活動内容を報告。続いて、▽総務委員会▽企画委員会▽広報委員会▽交流委員会―の各担当者が、平成30年度に実施を予定している事業の内容等を説明した。

 30年度の事業計画では、昨年度に引き続き、公共建築物の保全点検や親子木工教室をはじめとする地域貢献活動のほか、技術研修会や熊本建伸会及び鹿児島青年部会との三県合同研修会の開催、防災訓練への参加、防災活動の啓発と情報提供、部会員相互交流会及び家族交流会などに取り組むことを確認した。

 協議会後に開かれた懇親会で挨拶に立った投山新部会長は、二巡目国体開催に向けた施設整備が県内で本格化するなど、多忙な平成30・31年になるのではないかとの見通しを示す一方、青年部が22年目に突入することに触れ、「諸先輩の功績を無にしないよう、青年部の舵取り役として職責を果たしていく」と意気込みを語った。

 来賓として招かれた協会の増田秀文会長は、建設業界全体を取り巻く人手不足に関連して、若い人に建築を目指してもらえるよう、建築の魅力をより高めることが必要であり、そのための地道な活動こそが重要だと指摘。そういった意識を持って活動を展開してもらうよう、部員一同に協力を求めた。

 懇親会には増田会長や片地昭次副会長のほか、事務局及び女性技術者の会(チームラポール)のメンバーも参加。会食や歓談を通じて、参加者一同の絆を更に深めた。

*新役員は次のとおり(敬称略、◎は委員長、○は副委員長)
▽部会長=投山治(光建設)
▽副部会長=坂本大志(坂本建設)、櫻木博文(桜建)
▽総務委員会=◎増田貴大(マスジュウ)、○小牟田玄紀(吉原建設)
▽企画委員会=◎櫻木博文、○長友孝志(山春工務店)
▽広報委員会=◎坂本大志、○日高秀仁(志多組)
▽交流委員会=◎日野靖徳((株)岩切建設)、○江藤政文(三舟建設)。