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担い手確保へ業界の魅力発信 宮崎地区電気工事業協同組合

■ 平成30年度「第48回通常総会」を開催

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▲写真は挨拶する島田理事長、議長の横山氏、副議長の橋津氏、総会の模様

 宮崎地区電気工事業協同組合(島田博良理事長)は5月25日、宮崎市内で平成30年度「第48回通常総会」を開催した。総会には多数の組合員が出席し、平成29年度事業及び決算報告、平成30年度事業計画案及び収支予算案、定款一部変更等の各議案を慎重に審議し、いずれの議案も原案どおり承認した。

 挨拶で島田理事長は、明確な目標と高い志を持った先人がスタートさせた組合が2年後に50周年を迎えるにあたり、「時代が変わっても業界の抱える問題がゼロになるわけではない」と述べ、特に担い手不足が喫緊の課題であると指摘。青年部を主体とした学生との意見交換を通じて、業界の魅力発信に努めていることを説明した。

 島田理事長はこのほか、事業継承等に関する役立つ情報を組合員に提供していくとともに、労働災害の防止に向けた安全教育の開催等にも積極的に取り組んでいく考えを示し、あらためて組合加入の意義を強調。「広く皆さんの意見を聴き、今後の組合活動に反映させていきたい」と述べ、組合員の理解と協力を求めた。

 議長に横山義和氏、副議長に橋津和昭氏を選出して行われた議案審議では、29年度事業及び決算報告、30年度事業計画案及び収支予算書案、30年度賦課金及び代行手数料の額並びに徴収方法、借入金の最高限度額、定款一部変更などの格議案について慎重に審議を行い、いずれも原案どおり承認された。

 30年度の事業計画では、▽地域貢献活動やホームページを通じた業界及び組合PRの推進▽組合及び組合員相互の連携と信頼の強化▽関係官庁及び団体等との情報交換▽組合員向け保険制度及びサービス等の提供▽価格競争の排除と適正価格の推進▽提案型の技術指導並びに営業の推進▽省エネ・エコ事業に伴う知識向上▽技能を生かしたボランティア事業の推進―などに取り組むことを確認した。