■ 第37回通常総会を開催
▲写真は挨拶する山﨑会長、総会の模様
県内の建設関連団体で組織する宮崎県建設産業団体連合会(山﨑司会長=宮崎県建設業協会会長)は6月13日、宮崎県建設会館で第37回通常総会を開催した。加盟団体の代表らが出席し、平成29年度事業報告及び収支決算、平成30年度事業計画案及び収支予算案などを承認。役員改選では、山﨑会長をはじめとする人事案を了承した。
総会で挨拶に立った山﨑会長は、加盟団体の意見等を踏まえた関係機関に対する陳情・要望活動等を行い、これが補正予算等に於いて結果として現れてきていることを指摘し、引き続き、粘り強い陳情・要望活動に積極的に取り組む姿勢を示した。
一方で、建設業の働き方改革に関しては、業界全体で統一した行動を取る必要性について言及。「建設業において週休二日の実現は困難であるが、まずは4週5休の実現を目標に取り組みを推進していこう」と各団体の代表へ協力を求めた。
具体的には、日建連が掲げる統一土曜閉所運動を参考に、連合会の加盟団体に於いて毎月第2土曜を統一の休日とすることを提案。各団体に於いて実施に向けた協議や検討を進め、来年4月のスタートを目標とすることなどを確認した。
議長に山﨑会長を選出して行われた議案審議では、▽平成29年度事業報告及び収支決算▽平成30年度事業計画案及び収支予算案▽役員改選案―などの各議案について審議を行い、質疑応答の後、全議案ともに満場一致で承認された。
平成30年度の事業計画では、▽公共事業費予算の拡大・確保の推進▽関係行政機関や団体等への陳情・要望の推進▽改正品確法の適正な実施並びに入札・契約制度改正への対応の推進▽公共工事の最低制限価格の引き上げ▽若年労働者の人材確保・育成等の雇用対策の推進▽県内建設業者への優先発注と県内資材の優先活用の促進▽会員相互の協調連携体制の確立の推進―に取り組むことを確認した。
*新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=山﨑司(宮崎県建設業協会)
▽副会長=長倉康治(宮崎県管工事協同組合連合会)、福澤幸雄(宮崎県建築士事務所協会)、西田靖(宮崎県測量設計業協会)
▽専務理事=坂元政嗣(宮崎県建設業協会)
▽監事=朽木充嗣(日本塗装工業会宮崎県支部)、後藤健治(宮崎県建設機械器具リース業協会)。