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スポーツ施設整備構想を決定 総合体育館など整備検討

〔一部既報〕日向市は、今後のスポーツ施設の在り方の方向性や整備等に関する基本的な考え方を示した「日向市スポーツ施設整備基本構想」を決定した。市内スポーツ施設の更なる充実や適正管理等を図るため、お倉ケ浜総合公園への野球場の集積整備や大王谷運動公園での総合体育館建設を検討するほか、既存施設の機能強化や耐震化に取り組む。

市民のスポーツ振興や健康増進、交流等を目的とした有料の公共スポーツ施設を対象に、スポーツに関する現状や課題、市民ニーズ等を踏まえ、今後の施設の在り方や整備に関する基本的な方針等を示したもの。今年3月に示していた基本構想案から大幅な内容の変更は行わず、一部語句や表現等を修正して正式決定した。

基本構想では、将来像に掲げる「市民誰もがスポーツを体感できる施設づくり」の実現に向けて、その拠点施設となるお倉ケ浜総合公園及び大王谷運動公園、その他のスポーツ施設に於いて「市民ニーズが高く市民満足度に寄与する施設」「市外からの流入により地域経済の発展に寄与する施設」を優先的に整備することとした。

お倉ケ浜総合公園に関しては、施設充実の市民ニーズが高く、キャンプや大会誘致により地域活性化が期待できる野球場について、大王谷運動公園野球場との集積整備を検討する、プロ野球の公式試合が開催できる収容人数5千人~1万人程度の規模を想定。類似施設や収容人数を参考に、建設費を15~20億円程度と試算する。

市民からの要望が多い総合体育館に関しては、交通性や防災性等の観点から大王谷運動公園を最適候補地と位置付けた。宮崎国体の競技会場としての活用も視野に、アリーナ面積を約2400m2(バレーボール4面、バスケットボール3面)とし、武道館の併設も検討する。類似施設を参考とした建設費は30~40億円程度を見込む。

施設整備に係る財源には、国の交付金や補助金等、建設基金の積み立て、地方債等の活用を検討する。PPP/PFI手法など民間活力の導入も検討し、財政負担の平準化及び資金調達の多様化を図る。

厳しい財政状況や2巡目宮崎国体の開催を踏まえ、施設の整備は短期(平成30年~32年)、中期(平成33年~37年)、長期(平成38年以降)の3期に分けて実施する。野球場の集積整備は中期以降、総合体育館は中期までの整備を計画し、市内各地のその他の体育館では継続的に耐震補強等を実施する。

日向市スポーツ施設整備基本構想