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やるべきことに一丸で取り組む 宮崎県ビルメンテナンス協会

■ 平成30年度「通常総会」を開催

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▲写真は挨拶する小田会長、総会、表彰式の模様

 一般社団法人宮崎県ビルメンテナンス協会(小田浩司会長)は23日、宮崎市内で平成30年度「通常総会」を開催した。会員企業の代表が多数出席し、平成29年度事業及び収支決算、平成30年度事業計画案及び収支予算案等の各議案について審議を行い、いずれの議案も満場一致で承認可決されたほか、優良従事者に対する表彰式も行われた。

 挨拶で小田会長は、ほぼ全ての業界が全国的に人手不足の状態にあり、少子高齢化による本格的な人口減少等が予測されることに言及。「一つ一つの課題解決に向けた取り組みが重要である」と述べ、魅力ある働きやすい職場環境作りや、働く人達へのスキルアップ機会提供の重要性を説明した。

 小田会長は、「人手不足を解決する上で、少数精鋭によるクリーンクルーの育成は必要不可欠。」と指摘。「県内の業界が一丸となり、明るい未来に向けて今やるべきことや新しい事業を共に検証を行い、問題解決や対応策に取り組んでいこう」と呼び掛け挨拶を締め括った。

 来賓として招かれた宮崎県福祉保健部衛生管理課の樋口祐次課長は、良好な衛生環境の維持には、更なる技術の向上と専門性の追求が必要となると指摘。今後も協会を中心に、更なる技術の研鑽に努めつつ、一層の衛生管理の向上を図り、県民が快適に過ごせる生活環境の構築に向けて活躍して欲しいと呼び掛けた。

 表彰式では、建築物環境衛生事業永年勤続優良従事者表彰を受賞した▽串間竜二氏▽堀紀子氏▽中村ロスビミンダ氏▽長友美千代氏▽日髙健司氏▽中薗千代美氏▽西尾ミチ子氏▽田口祥子氏▽湯地典子氏―の9人に対し、小田会長から表彰状と記念品が贈られた。

 議長に野津手靖丈理事を選出して行われた議案審議では、平成29年度事業報告及び収支決算、平成30年度事業計画案及び収支予算案などの各議案について審議を行い、いずれの議案も原案どおり承認可決された。

 このうち、平成30年度の事業計画では、ビルクリーニング技能士取得に向けた受験準備講習会等の開催、アビリンピック・チャレンジ検定への協力、会員企業の安全パトロールの実施、公正・適正な入札制度の構築に向けた要望活動などに取り組むことを確認した。

 同日にはこのほか、宮崎県ビルメンテナンス事業協同組合の平成30年度通常総会も開かれた。総会では、平成29年度事業経過及び収支決算、平成30年度事業計画案及び収支予算案などの各議案を満場一致で承認可決した。