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新会長に佐土原義光氏を選出 宮崎県型枠工事業協会

■ 平成30年度「第42回定時総会」を開催

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▲写真は挨拶する高見副会長、総会の模様、佐土原新会長

 宮崎県型枠工事業協会と宮崎県型枠技能士会は5月23日、宮崎市内で平成30年度「第42回定時総会」を開催した。多数の会員が出席し、平成29年度の事業報告及び収支決算、平成30年度の事業計画案や収支予算案等を承認。役員改選では、協会長に佐土原義光氏(一心寺建設)、技能士会長に上米良伸行氏(在永工務店)が就任した。

 会の冒頭、ことし2月に亡くなった赤星照男前会長を偲んで黙祷が行われ、会長代理の高見広喜副会長が、業界の発展に尽力してきた赤星前会長の功績と努力に敬意を表した。また、後継者不足や経営面での課題を指摘し、「会を存続させていくためにも、若年者の確保及び育成に努めなければならない」と述べ、会員に一致団結を求めた。

 議案審議では、平成29年度事業報告及び収支決算報告、平成30年度事業計画案及び収支予算案等の議案について審議を行い、いずれの議案も満場一致で承認された。役員改選で協会長に就任した佐土原氏は、業界の人手不足に大きな危機感を示した上で、「厳しい状況ではあるが、一致団結して頑張っていきたい」と述べた。

 30年度の事業計画では、型枠工事業の社会的・経済的使命を深く認識し、会員相互の協力を図り、健全なる発展を達成するため、▽新規加入促進▽上部団体への要望・陳情等▽技能者の育成確保及び若手労働者の入職促進▽適正単価・適正工期による受注▽資格取得支援▽優秀技能者の表彰―などに取り組むことを確認した。

*協会の新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=佐土原義光(一心寺建設)
▽副会長=高見広喜(親和建設)、竹田辰男(竹辰組)
▽理事=河野清(新田組)、日高守佐歳(高正)、甲斐守(和甲建設)、赤星敦史(赤星建設)
▽会計監査=増田浩二(藤澤建設)。