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理事長に長倉康治氏を再選 宮崎管工事協同組合

■ 平成30年度「第58回通常総会」を開催

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▲写真は挨拶する長倉理事長、総会の模様

 宮崎管工事協同組合(長倉康治理事長)は18日、宮崎水道会館で平成30年度「第58回通常総会」を開催した。総会には多数の組合員が出席し、平成29年度事業経過及び収支決算、平成30年度事業計画案及び収支予算案、役員改選等の各議案について慎重に審議を行い、いずれの議案も満場一致で承認された。このうち、任期満了に伴う役員改選では長倉康治氏が理事長に再選された。

 総会で挨拶に立った長倉理事長は、昨年度の経済状況に関して、「九州地区に於いても地方の再開発や自然災害に対する予算措置等から、緩やかな回復傾向が見られつつある」と述べ、「相対的に宮崎県内の公共工事へのウエイトが高くなるとともに、各種施策の効果もあり、明るい兆しを取り戻しつつある」と経済環境の変化を指摘。

 一方で、「建設業界では入職者の減少等があり、将来の担い手育成・確保が重要な課題となっている」と強調。「組合としても、10年後を見据えて生産性を高め、現場力を維持すべく、業界の現状を受け止め、新たな人材の確保や働きやすい職場環境の整備に努めなければならない」と述べ、活力ある協同組合の実現に向けて組合員へ協力を呼び掛けた。

 議長に下水流靖紀氏を選出して行われた議案審議では、平成29年度事業報告及び収支決算案、平成30年度事業計画並びに収支予算案、任期満了に伴う役員改選等の各議案について慎重に審議を行い、全議案ともに満場一致で原案通り承認可決された。このうち、役員改選では、長倉理事長をはじめとする理事及び監事の人事案を了承した。

 平成30年度の事業計画では、▽組合受託業務の拡充、収益管理の徹底と一層の経費削減▽構成組合員の連携・協調▽関連上部団体及び主務官庁への陳情・折衝▽水道事業者との公民連携による運営基盤の強化▽資格取得に係る各種講習会及び研修会の開催と支援▽災害対策基準に基づく災害マニュアルの作成―に取り組むことを確認した。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽理事長=長倉康治(江坂設備工業)
▽副理事長=前田昭彦(マエダ工業)
▽理事=古澤雄二(古沢工業)、田上満則(富士建工業)、藤岡誠二(藤岡工業)、坂本史郎(生目設備)、下水流靖紀(巴設備工業)
▽員外理事=日高和規(組合)、増山章三(組合)
▽監事=松永孝司(松永設備工業)、山口吉規(山口工業)。