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理事長に松山寛氏を再選 宮崎県畳工業組合

■ 平成30年度「第56回通常総会」を開催

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▲写真は挨拶する松山理事長、総会の模様

 宮崎県畳工業組合(松山寛理事長)は17日、宮崎市内で平成30年度「第56回通常総会」を開催した。多数の組合員が出席する中、総会では平成29年度事業及び収支決算、平成30年度事業計画案及び収支予算案、役員改選案などの議案を承認。任期満了に伴う役員改選では、松山寛理事長をはじめとする理事及び監事の人事案を了承した。

 総会の冒頭、挨拶に立った松山理事長は、全日畳が推し進めていた公正競争規約が現在凍結中であることを受け、消費者保護を目的に組合独自の取り組みを今年度より実施する事を説明。「組合員の皆が知恵を出し合い、業界の発展に向けて一体となり頑張ってこう」と呼び掛け、挨拶を締め括った。

 続いて、来賓として招かれた宮崎県中小企業団体中央会の井福裕紀氏が挨拶。井福氏は、ライフスタイルの洋風化等の時代の変化に伴い、近年の畳業界が苦境にある中で「組合員の皆様と共に、将来を担う子供達に和の心や畳の良さを伝えていきたい」と述べ、中央会として組合活動を支援していく考えを示した。

 議長に今村公彦氏を選出して行われた議案審議では、平成29年度事業報告及び収支決算、平成30年度事業計画案及び収支予算案、役員改選案などの各議案について慎重に審議を行い、全議案ともに満場一致で承認可決された。このうち任期満了に伴う役員改選では、松山寛理事長をはじめとする理事及び監事の人事案を了承した。

 平成30年度の事業計画では、▽広報宣伝活動(ホームページやメディアによる情報発信等)▽品質管理事業の完全実施▽組織の充実(青年部との連携強化)▽組合員の増加・拡大▽技能向上推進(技能検定・技能講習会開催)▽上部団体との連携強化―などに取り組むことを確認した。

 このほか同日には、組合青年部や技能士会の通常総会も開かれ、平成29年度事業及び収支決算、平成30年度事業計画案及び収支予算案、役員改選などの各議案が承認された。このうち青年部の役員改選では、部長に川名勝克氏が再選された。

*組合新役員は次の通り(敬称略)
▽理事長=松山寛(日向タタミ店)
▽専務=丸山雅光(丸山畳店)
▽理事=浜田功(浜田畳・襖店)、南民明(南たたみ店)、上原敏弘(上原畳店)、小園和明(小園タタミ店)、原田研一(原田畳店)、松岡正人(松岡畳床工業所)、福島和彦(福島たたみ店)、佐藤太(佐藤畳店)、川名勝克(川名畳店)
▽監事=平田浩幸(平田畳店)、大岩根孝雄(生駒畳店)
▽相談役=浜田博(浜田畳・襖店)。