■ 平成30年度「第31回通常総会」を開催
▲写真は挨拶する関谷理事長、表彰式、総会の模様
宮崎県貯水槽清掃協同組合(関谷延行理事長)は5月16日、宮崎市内で平成30年度「第31回通常総会」を開催した。総会では、組合訓の「団結・協調・調和」を全員で唱和した後、南弘一郎副理事長が組合の基本方針を朗読。議案審議では、平成30年度の事業計画案及び収支予算案、役員改選案などを承認した。
表彰式では、組合功労者表彰(役員歴5年以上)の藤﨑俊郎氏と藤田ひふみ氏、優秀従業員表彰(勤続10年以上)の大江正己氏と竹之内秀郎氏、貯水槽清掃従事者研修受講歴10回以上の▽朝見雅也氏▽山下久夫氏▽鶴田民雄氏▽西尾義光氏▽松田祐一氏―の各氏に対し、表彰状と記念品が贈られた。
挨拶に立った関谷理事長は、今年度より新たに実施するレジオネラ対策実技講習会について説明したのち、「各種研修事業を充実させ、貯水槽だけではなく貯湯槽の専門知識を習得し、利用する方々の健康を守るため、組織と連携の力を発揮して魅力ある組合を作りあげていこう」と述べ、挨拶を締め括った。
来賓として招かれた宮崎県衛生管理課の壹岐和彦課長補佐、宮崎市保健衛生課の有村公輔課長、宮崎県中小企業団体中央会の向畑公俊事務局次長が挨拶。壹岐課長補佐は「災害への警戒が高まる中、貯水槽の役割が重要になっている」と述べ、県が取り組む衛生的な生活環境づくりに対して組合員の協力を求めた。
議長に冨永正洋理事を選出して行われた議案審議では、29年度事業及び決算報告、30年度事業計画案及び収支予算案、役員改選案などの各議案について慎重に審議を行い、全議案ともに満場一致で承認可決された。このうち任期満了に伴う役員改選では、関谷理事長をはじめとする理事・監事の人事案を了承した。
30年度の事業計画では、貯水槽清掃作業に係る統一書式を活用して専門業者としてのスキルアップを目指すこと、県及び市町村と連携した研修会を通じて適正管理の推進を図ること、新たな経営者や担当者の参加意識と連携体制の強化等に取り組むことを確認。今年9月にレジオネラ対策実技講習会を開催することも確認した。
*新役員は次のとおり(敬称略)
▽理事長=関谷延行(宝ビルサービス)
▽副理事長=日髙一郎(第一ビル管理)
▽理事=南弘一郎(協同管理)、甲斐高文(水質管理)、鎌田厚子(カマタサービス)、藤田ひふみ(ワーキング)、大田竜(都城アート美装)、池田範文(保全)
▽監事=江藤弘(文化コーポレーション)、春山晃久(日向衛生公社)。