国土交通省は、公共事業の発注者がBIM/CIMの知識・技術を習得できる「建設生産性向上実践研修」を7月11日~13日に開く。発注者側の技術職員に理解を深めてもらい、BIM/CIMの適用拡大につなげる。地方自治体発注工事への普及を狙い、自治体職員の参加も募っている。
国土交通大学校(東京都小平市)に、国交省、自治体、独立行政法人などの技術職員を集め、BIM/CIMに関する基礎知識、3次元モデル構築の基本操作を学んでもらう。講師は、大阪大学大学院の矢吹信喜教授、大臣官房技術調査課の石原康弘課長らが務める。建設コンサルタンツ協会と日本建設業連合会も講師を派遣する。
受講申し込みは5月31日まで受け付ける。問い合わせ先は国土交通大学校建設部・電話042(321)0645。