国土交通省は、全国で109箇所目となる「みなとオアシス」に日南市の油津港を登録した。県内での登録は日向市の細島港に次いで2箇所目。発展を続ける油津港に於いて、地域住民の交流促進や地域の魅力向上につながる取り組みを展開する。
地域活性化に資する「みなと」を核としたまちづくりを促進するため、住民参加による地域振興の取り組みが継続的に行われている施設を登録するもの。ホームページ等による広報や道路地図への掲載、道路標識の設置等を通じて、更なる活性化を支援する。
代表施設である日南市観光案内所では、情報発信機能や交流機能等を担う中核施設として、観光案内やグッズ販売、レンタサイクル貸出等を実施。構成施設である油津港漁港地区1号岸壁では、朝市やまつりが開催され、市内外の多くの来場者で賑わう。
国交省では、これらの施設と、近接する堀川資料館や堀川公園等が一体的な活動を行うことで、効果的な地域振興に寄与することを期待している。