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透光性遮音板、新技術活用へ要求性能 国交省

 国土交通省は、新技術情報提供システム(NETIS)のテーマ設定型による技術公募に向けた「道路に設置する透光性遮音板」の要求性能をまとめ、意見募集を開始した。音響性能、強度、耐久性能など七つの性能評価項目と指標を定めている。意見募集の締め切りは6月11日。

 NETISのテーマ設定型は、国交省があらかじめ設けたテーマに応じた新技術を公募し、直轄の現場を提供して性能を検証する枠組み。透光性遮音板は、NETISに複数の技術が登録されているが、製品・材質ごとに異なる特徴があるため、技術評価を行って用途に適した技術を現場に実装する。

 意見募集を始めた要求性能は、性能評価項目、性能評価指標、試験方法などで構成。例えば、性能評価項目の「耐衝撃性能」では、遮音板の車両衝突による部材飛散の度合いを「破片飛散防止率」や「最大破片重量」で評価するとしている。