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会長に藤元建二氏を再選 宮崎県土木施工管理技士会

■ 平成30年度「第27回通常総会」を開催

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▲写真は挨拶する藤元会長、総会、表彰式の模様

 宮崎県土木施工管理技士会(藤元建二会長)は5月9日、宮崎市内で平成30年度「第27回通常総会」を開催した。総会には多数の理事と代議員が出席し、平成29年度事業報告書及び収支決算書、平成30年度事業計画書案及び収支予算案、任期満了に伴う新役員の選任案について審議い、満場一致で各議案を承認した。

 挨拶で藤元会長は、技士会の目的が土木技術者の技術力及び社会的地位の向上と現場の施工管理技術の向上にあることを指摘。昨年度には、各種講習会や現場見学会を通じて最新技術の提供に努めたほか、東九州自動車道で開いた親子現場見学会が新聞等で報道されるなど、県民への土木のPRに繋がったことを紹介した。

 一方で、若手技術者確保の観点から、土木施工管理技士等の技術検定試験制度の見直しを引き続き要望していくとともに、技術者のスキルアップや若手技術者の育成に向けた講習会及びセミナーの開催、資格取得のための講習会の開催、負担軽減のための工事書類簡素化等の要望に会として取り組んでいく考えを示した。

 表彰式では、全国土木施工管理技士会連合会の永年功労表彰と優良工事従事技術者表彰、宮崎県土木施工管理技士会の優秀技術賞を受賞した各氏に表彰状が贈られた。

 来賓祝辞では、宮崎河川国道事務所の鈴木彰一所長(代読)と宮崎県県土整備部の瀬戸長秀美部長が挨拶。瀬戸長部長は「会員が一体となり、公共工事の品質確保や技術力の向上に取り組んでいることを心強く感じる」と述べ、「技術と経営に優れ、地域貢献度の高い企業が更に成長できる環境づくりを推進していく」と話した。

 議長に藤元会長を選出して行われた議案審議では、平成29年度事業報告書及び収支決算書、平成30年度事業計画書案及び収支予算書案、任期満了に伴う新役員の選任案について審議を行い、いずれも満場一致で承認された。新役員の選任案では、藤元会長をはじめとする理事及び代議員、監事の人事案を了承した。

 また、30年度の事業計画では、土木施工管理技士を対象とする研修及び講習の実施やICTなど最近技術への取り組み、国家資格取得の促進、書類の簡素化に関する協議等の実施、新工法・新技術に関する調査研究、土木施工管理技士に関する情報収集や情報誌の配布、ホームページによる情報発信などに取り組むことを確認した。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=藤元建二(藤元建設)
▽副会長=河野与一(河野産業)、河野孝文(河野建設)
▽理事=本部喜好(川正建設)、小野耕嗣(小野建設)、河野義也(松浦建設)、長友俊美(丸昭建設)、津房正寛(津房産業)、甲斐英伸(甲勝建設)、山﨑司(山崎産業)、興梠俊茂(興梠建設)、坂元政嗣(宮崎県建設業協会)
▽代議員
・宮崎=坂口睦男(坂口組)、西條隆雄(西條組)、児玉清和(旭洋建設)、春山義正(春山建設工業)、宇治橋信雄(宇治橋建設)、川浦幸治(龍南建設)
・日南=柳橋恒久(富岡建設)、河野直継(河野組)、門川好秀(日南建設)
・串間=吉田一徳(吉田建設)、畑山典秀(畑山建設)
・都城=藤田忍(藤誠建設)、河野一治(丸宮建設)、徳留良一(はやま建設)
・小林=橋元清一(丸山工務店)、源嶋政徳(児玉組)、松岡重孝(坂口建設)
・東諸=許斐泰將(許斐建設)、中馬洋一(中馬建設)、山﨑透(日栄建設)
・西都=池田博(伊達組)、阿萬憲二(阿萬建設)
・高鍋=井尻雄樹(川南工業)、阪東和博(天井丸建設)
・日向=黒木繁人(旭建設)、髙山修(髙山産業開発)、長谷川明正(長谷川組)、東光(東土木)、菊池隆一(太伯建設)、尾前和博(尾前建設)
・延岡=木村健一(木村産業)、盛武一則(盛武組)、河野孝夫(日新興業)、森龍彦(上田工業)、湯川鶴三(湯川建設)、小野年廣(東栄建設)
・高千穂=工藤勝利(工藤興業)、木田壮一郎(木田建設)
▽監事=田村和也(相生建設)、藤川正守(南星建設)

*表彰受賞者は次のとおり(敬称略)
〔全国土木施工管理技士会連合会〕
▽永年功労表彰=河野宏介
▽優良工事従事技術者表彰=河野義範、米田哲朗、西村晴輝、吉澤哲寛、白木紀章
〔宮崎県土木施工管理技士会〕
▽優秀技術賞=濱砂俊祐、橋口誠、黒木英樹、山田幸司、坂元正和、増田泰久、井上賢一、角地松男、小永田通徳、西郷正人、押川雅史、中村秀人、児玉貴志、早瀬文人、木下哲治、髙須聡、橋倉竜也、児玉大佑、城尾一令、佐保康徳、池田光隆。