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会長に矢野久也氏を再選 宮崎県骨材協会

■ 平成30年度「第36回定時総会」を開催

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▲写真は挨拶する矢野会長、総会、表彰式の模様

 一般社団法人宮崎県骨材協会(矢野久也会長)は4月27日、宮崎市内で平成30年度「第36回定時総会」を開催した。総会には会員企業の代表らが多数出席し、平成29年度事業及び決算、平成30年度事業計画案及び収支予算案、任期満了に伴う役員改選案を全会一致で承認可決したほか、知事表彰や業界功労者、長期勤続従業者の表彰を行った。

 総会で挨拶に立った矢野会長は、宮崎県内の骨材需要が減少の一途を辿り、生産量がピーク時の3割程度まで落ち込んでいることを指摘。一方で、骨材業界が社会資本整備の源泉として県勢発展に寄与していることを踏まえ、「自信を持って事業を展開し、会員が協調し合い、業界発展に向けた取組みを進めていこう」と呼び掛けた。

 議長に那須一昭理事を選出して行われた議案審議では、平成29年度事業経過及び決算、平成30年度事業計画案及び収支予算案、役員改選などの各議案について慎重に審議を行い、全議案ともに満場一致で承認可決された。任期満了に伴う役員改選では、矢野会長をはじめとする理事12人と監事2人の人事案を了承した。

 一方、平成30年度の事業計画では、行政機関及び関係団体に対する陳情・要望や健全で効果的な協会運営と事業の展開、県内産骨材の優先活用、骨材の新たな需要拡大に向けた協議検討を進めるほか、各種講習会・安全推進大会の開催に加え、採石・砂利採取業務従事者を対象とした交流会をことし7月に開催することなどを確認した。

 総会後に行われた表彰式では、業界功労者表彰の県知事表彰を受賞した戸高望氏、同会長表彰を受賞した井手徳康氏と水越賢二氏、長期勤続従業者表彰を受賞した▽岩切親秀氏▽山之内和明氏▽薗田真由美氏―に対して表彰状と記念品が贈られた。

 表彰式に招かれた多くの来賓を代表して、河野俊嗣宮崎県知事(代理)、宮崎県議会議長(代理)、戸敷正宮崎市長(代理)、吉田研一宮崎労働局長が挨拶。河野知事の挨拶を代読した中原光晴商工観光労働部次長は「社会資本整備の重要な担い手として、会員相互の連携と強調を図り、業界の更なる発展に努めて欲しい」と呼び掛けた。

*新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=矢野久也(矢野産業)
▽副会長=久保幸蔵(都北産業)、那須一昭(国見興業)
▽理事=佐藤尚克(佐藤工業)、湯淺米男(日新石販)、酒井九州男(西都砂利)、吉行道三(吉行産業)、戸高望(大淀開発)、前田勝彦(西部生コン)、井手徳康(井手産商)、日髙栄利(日南採石事業協同組合)
▽専務理事=山口雅文(事務局)
▽監事=海野芳洋(西日本土木)、金原厚朗(金原重機建設)。