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会長に藤田忍氏を再選 都城市建設業協会

■ 平成30年度「第49回通常総会」を開催

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▲写真は挨拶する藤田会長、総会の模様

 都城市建設業協会(藤田忍会長)は4月20日、都城市内で平成30年度「第49回通常総会」を開催した。会員企業の代表ら多数が出席し、29年度事業報告及び収支決算、30年度事業計画案及び収支予算案を全会一致で承認。任期満了に伴う役員改選では、推薦方式で選ばれた新理事の中から、会長に藤田忍氏が再選された。

 総会の冒頭、挨拶に立った藤田会長は、都城地区の建設関連9団体で組織する都城建設関連団体連合会として、昨年度に都城市に対して要望活動を行ったことを報告。その中で、地域貢献活動への参加確認方法の変更や市発注工事に於ける工事成績の平均点の公表などを訴え、これが認められたことなどを紹介した。

 このほか、昨年10月には都城建設関連団体連合会として初めてのボランティア活動を市内小中学校で実施し、関係者に大いに喜ばれたことを報告。従業員の高齢化や人手不足により建設業界が厳しい状況にある中に於いても、連合会の一員として各種要望活動や地域貢献活動に取り組んでいくと意気込みを語った。

 藤田会長を議長に選出して行われた議案審議では、平成29年度事業報告及び収支決算、平成30年度事業計画案及び収支予算案、理事数の決定について慎重に審議を行い、いずれの議案も全会一致で承認可決された。任期満了に伴う役員改選では、各地区代表の推薦により新理事を決定。新理事の互選で会長に藤田忍氏、副会長に長友俊美氏、清永寛氏、堀之内秀樹氏が選出された。

 一方、平成30年度の事業計画では、会員相互の親睦と融和を図りながら、関係機関に対して事業拡大等を要望すると共に、技術向上等を目的とした講習会の計画的な開催、雇用の安定を期するための対策の推進、労働災害の未然防止に向けた安全パトロール等の実施、関連団体との連携強化などに取り組むことを確認した。

 総会ではこのほか、永年にわたり協会理事を務めた田中弘氏(田中組)と桐原弘氏(カンナ工業)に藤田会長から感謝状が贈られた。また、中村勇一協会事務長の退任に伴い、新事務長に常明俊也氏が就任することが紹介された。