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新会長に長友俊美氏を選出 都城地区建設業協会

■ 平成30年度「通常総会」を開催

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▲写真は堀之内芳久会長、総会の模様、長友俊美新会長

 都城地区建設業協会(堀之内芳久会長)は25日、都城市内のホテルで平成30年度「通常総会」を開催した。総会には会員企業の代表らが多数出席し、平成30年度表彰受賞者の栄誉と功績を称えたほか、平成30年度の事業計画案や収支予算案などの各議案を満場一致で承認可決した。任期満了に伴う役員改選では新会長に長友俊美氏を選出した。

 総会に先立ち行われた表彰式では、入会15年以上の会員表彰や永年勤続従業員表彰、技術優秀者表彰の受賞者(後述)に対し、堀之内会長が表彰状と記念品を贈呈。受賞者を代表し、会員表彰を受賞した霧島土木の佐土原純一氏(代読)が「地域社会及び建設業界の発展に向けて、自己の研鑽に努めていく」と謝辞を述べた。

 挨拶に立った堀之内会長は、29年度の県発注工事の会員受注額が28年度の実績に近い額となったことを報告。「今年度の当初予算に於いても公共事業関係費が5%の増加など、例年になく明るい兆しが見受けられつつある」と取り巻く環境の変化を説明した。

 その後、宮崎県の入札制度に関して、「受注をするためには、日頃からの工事に対する取組の成果が大きく影響する。長期的には、自社の経営改善に努める必要がある」と指摘。「協会としても県等に対して、適正な予定価格や適切な設計変更、発注や施工時期の平準化等の要望を継続して行っていく」と述べ、挨拶を締めくくった。

 議長に堀之内会長を選出して行われた議案審議では、協会及び都城建設会館の平成29年度事業報告と収支決算、平成30年度事業計画案と収支予算案、任期満了に伴う役員選任などの各議案について審議し、全議案ともに満場一致で承認可決された。このうち任期満了に伴う役員改選では、長友俊美氏(丸昭建設)が新会長に選出された。

 一方、平成30年度の事業計画では、地域から必要とされる建設業を目指し、▽会員相互の信頼と融和団結、道義の高揚▽労働災害防止に向けた安全管理の徹底▽若年労働者入職促進のための雇用改善の推進▽会員の技術強化▽他団体との連携強化▽社会貢献活動の推進▽事業協同組合による共同受注―などに取り組むことを確認した。

 このほか同日には、都城地区建設業政治連盟や宮崎県土木施工管理技士会都城支部、都北地区建設事業協同組合の平成30年度通常総会も開催。平成29年度事業及び決算報告、平成30年度事業計画案及び収支予算案などの各議案を満場一致で承認可決した。

*協会の新役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=長友俊美(丸昭建設)
▽副会長=藤田忍(藤誠建設)、河野一治(丸宮建設)、徳留良一(はやま建設)
▽顧問兼理事=堀之内芳久(大淀開発)
▽理事=四季信一(四季設備)、吉原政秀(吉原建設)、木場智彦(木場組)、持永忠志(持永組)、餅井猛志(餅井建設)、藤川正守(南星建設)、東山和俊(東興建設)、宮島良一(宮島建設)、堀之内秀樹(都北産業)、木脇大元(日興建設)、坂田幸一(東洋)、福重博司(日建開発)、清水三郎(清水組)、谷村一成(大成工務店)、段秋宏(段工務店)、石原文雄(石原工業)、中原康憲(大和組)、齋藤隆(井ノ上組)
▽監事・監査役=木藤修(木藤建設)、今元茂(今元工業)、大生健一(大建)

*平成30年度の表彰受賞者は次のとおり(敬称略)
▽会員表彰=霧島土木
▽永年勤続従業員表彰=井上賢一、今村修二、山下秀樹、大渡昌彦、田中満、肥田木久信、永山忠幸、山形猛、大神和成、中島朋広、沼口譲二、安川毅、吉川和広
▽技術優秀者表彰=丸目雄大(1級建築士)、中原晃太(1級土木)、萬代憲治(前同)、藤森護(前同)、持田成人(前同)、春日直樹(前同)、吉塚文彦(前同)、春日直樹(1級建築)、大生将司(1級管)、遠矢長生(前同)、春日直樹(前同)。