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第1四半期に本体工事発注へ 高千穂町営南平団地建替

 町営南平団地(大字押方)を現在地に建て替える計画を進める高千穂町は、新設する3棟のうち初弾となるA棟建設工事に着手する。町の発注見通しによると、第1四半期に指名競争で本体建設工事の入札を行う方針。残る2棟は31年度以降に工事着手する。

 昭和50年に建設された南平団地(簡易耐火構造・平屋建)は、建設から40年以上が経過した現在、施設の老朽化が著しいことから、既存団地を解体し、跡地に新たな団地を3棟建設する。施設整備に係る設計は小嶋凌衛建築設計事務所が担当した。

 新設する団地はいずれもRC造2階建。延床面積は、A棟が611m2、残る2棟が約630m2と約960m2を計画する。一部既存団地の解体を含むA棟工事を第1四半期に発注する見通し。工期は約8カ月。工事は建築主体と設備を含む一括発注を予定する。

 高千穂町の30年度当初予算には、A棟建替に係る事業費として約2億円が計上されている。今後のスケジュールに関しては、今年度内にA棟の工事を完了させ、残る2棟は31年度以降に年次的に建設工事を進める方針でいる。