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品質確保や安全対策など学ぶ 西臼杵生コン事業協同組合

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▲写真は挨拶する木田理事長、講習会、表彰式の模様

 西臼杵生コン事業協同組合(木田正美理事長)は4月16日、高千穂町内で平成30年度の「西臼杵生コンクリート運搬技能士講習会」を開催した。参加した組合員ら約70人がコンクリートの品質管理や安全対策を学んだほか、優良従業員表彰等も行われた。

 講習に先立って挨拶を述べた木田理事長は、西臼杵地区に於ける交通災害及び現場災害が減少していることを説明。安全意識の更なる高揚へ向けて、運転中のヘルメット着用を継続し、安全・安心に品物を届けて、顧客に喜んでもらうよう呼び掛けた。

 一方で、「コンクリートは人を守る」のスローガンの下、どのようにすれば人命を守ることができるかを考えながら業務に邁進するよう要請。良い品物を安心して届けられるよう、講習を通じてコンクリートの品質確保や交通ルール等を再考するよう求めた。

 交通安全講話では、高千穂警察署の齊藤伸拡地域交通課長が西臼杵郡の交通情勢等を紹介。運搬技能士講習では、西臼杵共同生コンの寺尾悟技術委員が品質管理、飯干博企技術委員が道路交通法及び労働安全、造隼勇治社長がマナーについて説明した。

 受講者一同は、重要な部分をメモに取るなどして、各氏の講演内容に熱心に聞き入っていた。 講習後には運搬技能士試験が行われ、受講者は講習の内容を思い出しながら、真剣な眼差しで試験に取り組んでいた。

 このほか、優良従業員表彰式では、西臼杵生コン事業協同組合の飯干博企氏(西臼杵共同生コン第一工場)と山下学氏(西臼杵共同生コン第二工場)、西臼杵ダンプ運送事業協同組合の山口生光氏(みやび運輸)の3人が表彰された。