建設ネット企画画像 四角 四角

平寿園跡地拠点施設の基本設計業務を契約 椎葉村

 公募型プロポーザル方式で「旧平寿園跡地拠点施設建設基本設計業務」の事業者選定を進めていた椎葉村は、受託候補者に特定していた荻原雅史建築設計事務所(東京都中野区)と業務請負契約を締結した。税抜の契約金額は896万円。

 保育環境の充実や新たな仕事の創出、交流人口の増加、村全体のコミュニティの場等の機能を有する、地域活性化に向けた拠点施設を旧平寿園跡地(大字下福良、約6300m2)に建設するにあたり、施設整備に係る基本計画の策定と施設の基本設計を行う。

 新施設はテレワークが可能な環境整備を必須とするほか、多様な世代・地域の人々が利用できる図書施設を整備する方針。これを踏まえた施設の想定面積は延べ2000m2程度で、耐火性・耐久性・耐震性に優れた構造や内外装の木質化を図ることを求める。

 施設の導入機能に関しては、村内アンケートや庁内検討会議で▽トレーニング施設▽温泉施設▽ネットカフェ▽高齢者生活支援ハウス―などを求める意見が寄せられており、今後、住民への公聴会等を開催するなどして基本計画及び基本設計に反映させる。