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事故防止へ交通誘導の基本動作学ぶ 警備業協会がセミナー

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▲写真はセミナーの模様

 一般社団法人宮崎県警備業協会は4月14日、宮崎県技能検定センターで「交通誘導警備業務2級特別講習事前セミナー」を開催した。県内各地から警備業従事者60人が参加し、交通誘導警備業務に必要な関係法規や基本動作などを熱心に学んだ。

 交通誘導警備業務2級検定は、工事現場等で交通事故の発生を警戒・防止する業務を実施するために必要な知識と能力を問うもの。昨年10月に行われた特別講習では、セミナーの受講者53人中27人(50.9%)が合格するなど、大きな成果を上げている。

 14日に行われたセミナーでは、交通誘導業務を適切に遂行するために必要な法令等について熟練講師から説明があり、5つのグループに分かれて交通誘導警備業務に必要となる基本動作のほか、素手による後進誘導要領等について指導がなされた。

 降雨の中、受講者は指導されたことを体に叩き込むように、一連の動作を確認しながら繰り返していた。主任講師を務めた歌津氏は「事故を起さないことを第一に考え、ひとりでも多くの受講者が合格できるよう、指導していきたい」と話した。