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長期優良住宅化リフォーム支援事業を募集 国交省

 国土交通省は4月10日、既存住宅の優良なリフォームを補助する「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の対象事業の募集を開始した。工事前にインスペクション(建物現況調査)を実施することなどを条件に補助率3分の1で工事費などを補助する。

 対象は、戸建て住宅・共同住宅のリフォームで▽インスペクションを実施▽住宅性能の向上▽工事履歴・維持保全計画の作成―などを要件に工事費などを補助する。

 補助率は3分の1、上限は1戸当たり100万円。長期優良住宅には最大200万円、さらに省エネ性能を向上させると250万円(いずれも1戸当たり)を補助する。リフォームに合わせ、三世代同居のための改修工事を行う場合は1戸当たり50万円を上乗せする。

 応募タイプは3類型で、事業の要件に適合した施工業者・買い取り再販業者を登録した上で補助申請を受け付ける「通年申請タイプ」を11月30日まで、安心R住宅の標章を流通させる場合に一定の予算枠を確保できる「事前採択タイプ(安心R住宅)」を9月28日まで、先導性・独自性の高い提案に対する「事前採択タイプ(提案型)」を5月18日まで受け付ける。