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100年企業に向けて安全文化を発展 明光社が安全衛生大会

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▲写真は挨拶する本松社長、大会の模様

 株式会社明光社(本松政敏代表取締役)は4月2日、宮崎市内の本社事務所で平成30年度第1回目の「安全衛生大会」を開催した。大会には同社社員及び協力会社の職員ら164名が参加。安全教育や法令講習、防具及び工具類の安全総点検等を通じて安全意識の更なる高揚を図り、現場等に於ける無事故・無災害の達成を固く誓った。

 大会前の特別朝礼で、株式会社九電工の西村松次社長の安全訓示を取締役専務執行役員の川添義信氏が伝達。30年度の基本方針に①営業力②技術力③現場力④成長力⑤安全確保の取り組み⑥働き方改革⑦CSR―の7項目を掲げると共に、各自の健康を重要な経営資源と位置付け、健康を維持するための取り組みなどを呼び掛けた。

 一方、明光社の本松社長は、更なる企業力の向上と安全面の強化に向けて、売上高の見える化や危険要因を排除した安全作業、働き方改革の推進、営業力の強化にむけた取り組みを今年度の指針に掲げた。特に安全面に関しては、「災害ゼロ」を目標として、安全第一で業務に取り組むよう、参加者一同に求めた。

 本松社長はこのほか、昨年に同社が70周年を迎えたことを引き合いに、今年を100年企業及び売上高100億円達成に向けた第一歩と位置付けた。挨拶の終わりに本松社長は「企業に於いて安全は第一条件。予め決められたことを守り、事業計画を達成し、あらゆるニーズに応えていきたい」と述べた。

 安全教育では、取締役専務執行役員の川添義信氏が独自のマニュアルに沿って安全確保の手法等を解説。法令講習では、宮崎北警察署の黒田雄一郎交通課長が運転マナーの好事例を紹介すると共に、漫然運転等を防止するよう呼びかけた。大会ではこのほか、理解度テストや各部に於ける個別の安全教育も行われ、参加者一同が安全意識の高揚と定着を図った。

 大会を終えて、本松社長は「昨年もゼロ災害を目指して社業に邁進してきた。安全文化の定着を図ると共に、これを更に発展させていきたい」と、100年企業に向けた意気込みを力強く語った。