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久米設計と1.25億円で契約 西都市新庁舎設計監理

〔一部既報〕公募型プロポーザル方式により「西都市新庁舎建設設計監理業務委託」の受託候補者に株式会社久米設計九州支社を特定していた西都市は、4月2日付で同社と契約を締結した。税抜の契約金額は1億2500万円。業務の履行期間は平成30年4月2日から平成34年3月31日までを予定する。

 本庁舎南側を建設候補地とする新庁舎の規模は、配置部署や職員数・議員数のほか、国の算定基準等を参考に7100m2程度と想定。南海トラフ巨大地震への対応として免震構造の採用を基本とするほか、自衛隊機による騒音対策等を考慮して新庁舎はRC造の4階建を基本とする。他自治体の事例等を参考とした概算事業費は総額50億円。

 事業スケジュールでは、29年度に策定した基本構想・基本計画を踏まえ、30年度初旬~31年度中旬にかけて基本設計・実施設計を行う。新庁舎建設工事は31年度中旬~32年度下旬に行い、33年度早期の供用開始を目指す。33年度~34年度に外構工事や現庁舎の解体工事、西棟等の改修工事を順次行う予定でいる。