日之影町は、一般会計予算額を46億1600万円とする平成30年度当初予算を決定した。一般会計は前年度比で100万円の微増となる。一般会計のうち公共事業費等を含む投資的経費は9億6572万円。前年度に続き、地方創生道整備交付金事業費や社会資本整備総合交付金事業費を計上し、同4045万円(4.3%)の増額となった。
平成30年度当初予算における一般会計予算額は46億1600万円で、前年度比100万円の微増となった。このほか、簡易水道事業や農業集落排水事業、保険関連事業等の特別会計に総額15億1796万円、病院事業会計に7億0740万円を計上し、予算全体の規模は68億4136万円となる。
一般会計を性質別に見ると、普通建設事業費と災害復旧事業費で構成する投資的経費は9億6572万円で、前年度比2572万円(2.6%)の減額となった。内訳は、普通建設事業費が9億3798万円(補助3億4428万円、単独5億9370万円)で同9.9%増、災害復旧事業費が2773万円で同79.9%減。
主な建設関連事業では、林道山の頭線や戸川線開設等を行う地方創生道整備交付金事業に1億6000万円、町道改良や橋梁工事等を行う社会資本整備総合交付金事業に1億3000万円など。このほか、道の駅青雲橋リニューアルに伴う実施設計費やTR列車の宿改修事業に係る設計監理及び工事費を計上した。
■主要事業概要
日之影町の平成30年度当初予算における主な普通建設事業は次のとおり(数字は事業費、単位=千円)。
▽地方創生道整備交付金事業
160,000
林道山の頭線開設(L=350m)、林道戸川線開設(L=350m)、林道竹の原・中川線法面改良(L=80m)、町道宮水戸川線改良(L=220m)及び測試(L=120m)、町道中村大菅線改良(L=150m)及び測試(L=130m)、町道鹿川梁崎線測試(L=250m)
▽社会資本整備総合交付金事業
130,000
町道神影下小原線改良(L=170m)、町道平底山裏線(A2橋台工1基)、町道吾味二又線改良(L=140m)及び測試(L=250m)
▽林業専用道整備事業
20,000
林道後梅・二ツ橋線(L=200m)
▽農業水路等長寿命化・防災減災促進事業
15,000
用排水路蓋掛け工(平底地区L=500m、後梅地区L=1000m、小崎地区L=500m)
▽排水路整備事業
10,000
八戸地区生活排水路整備
▽県単林道網総合整備事業
9,030
林道二子山西線舗装(L=80m)、林道飯干線舗装(L=100m)、林道俵石線舗装(L=100m)
▽山村集落定住環境緊急整備事業
7,000
耐震性貯水槽整備(40㌧)
▽小型動力ポンプ更新事業
4,428
小型ポンプ車更新2台
▽コミュニティバス更新事業
7,185
すまいるバス更新2台
【おわり】