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発明大賞都知事賞を受賞 基礎地盤コンサルタンツ

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▲粒状体地盤コアバーレル

 基礎地盤コンサルタンツ(岩﨑公俊代表取締役)の「粒状体地盤コアバーレル」が第43回(2017年度)発明大賞東京都都知事賞を受賞した。日本発明振興協会と日刊工業新聞社が共催している顕彰で、地盤調査技術の受賞は同社の「粒状体地盤コアバーレル」が初めて。

 「粒状体コアバーレル」は、GPサンプラーとして知られているもので、特に砂礫地盤など崩壊しやすくサンプルを採取困難な地盤に対して、原地盤を乱さない状態で採取する技術。精密な土質試験を可能とし、地盤の常時あるいは地震時の強度・変形特性のデータを得ることができるという。

 従来の手法では、サンプルの採取時に試料に含まれる細粒土を消失したり、採取時の負荷によって試料に乱れを生じさせていたが、「粒状体コアバーレル」は、潤滑剤として高粘性流体である水溶性ポリマー溶液を用いることで、地盤に過度な摩擦力などの負荷を与えることなく溶液が試料表面を保護し、表面の欠落を防止するできるようにした。

 この技術は海外からも注目されており、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、イタリア、オランダなどの著名な大学・研究機関や地盤調査会社からも引き合いがあるという。