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東日本大震災の震災記録誌第6弾を発刊 宮城建協

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▲震災記録誌

 宮城県建設業協会は東日本大震災の記録誌『宮城県建設業協会の闘い6』を発刊した。今回は、副題を「未来をつなぐ地域建設産業」とし、震災から7年がたった復興の現状を紹介。離島・大島と本土を結ぶ気仙沼大島大橋に込められた関係者の思い、気仙沼市で被災した漫才コンビ・サンドウィッチマンのインタビューなどを掲載している。

 2012年12月に発刊した「宮城県建設業協会の闘い」の第6弾。今回は2500部を発行し、県内の図書館や学校、関係機関に無料で配布する他、協会ホームページにも掲載する。

 気仙沼市の離島・大島は、船舶以外に本土との交通手段がなく、橋梁の架設は島民の悲願だった。記録誌では、気仙沼大島大橋の今春の開通に寄せる地元建設業者や、施工を担った橋本店の佐々木宏明社長の声を紹介。また、気仙沼市で被災し、その後も復興支援に力を注いでいるサンドウィッチマンの伊達みきお氏、富澤たけし氏のインタビューも掲載している。