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乙房~南横市は33年度開通見込み 国道10号都城道路

 地域高規格道路である都城志布志道路の一部を構成する路線として、国土交通省が直轄で整備を進める国道10号都城道路に関して、事業を所管する九州地方整備局宮崎河川国道事務所は2月28日、乙房IC~南横市IC間の用地買収完了の目途が立ち、平成33年度に開通する見通しとなったと発表した。

 都城志布志道路は、都城市を起点に鹿児島県曽於市を経由して志布志市に至る延長約44㎞の自動車専用道路。都城ICから乙房ICまでの都城道路Ⅱ期と乙房ICから五十町ICまでの都城道路を国土交通省、五十町ICから県境までの県内区間を宮崎県、鹿児島県内の区間を鹿児島県が事業主体として整備する。

 このうち、国土交通省が整備する都城道路(7.7㎞)に於いては、平塚IC~五十町IC(1㎞)が既に開通済。隣接する南横市~平塚IC(2.8㎞)は平成30年度の開通を目指して整備を進めており、今回発表のあった乙房IC~南横市ICが33年度に開通すれば、都城道路の全区間が開通することになる。